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穏やかな心

先日、3.85度越えの熱が3日続きました。春に一度風邪を引いたばかりだったので、続けて風邪を引いた事、高熱が続いた事に、やっとですが、過信していた自分の体と、真っ直ぐに向き合わざるをえなくなりました。。

体がこれ以上は無理となると、若い時から時々微熱をだしては、整体の先生に、「体は免疫力を上げて、老廃物や乳酸を流しているんだよ。」と言われましたが、、また少しでも動けるようになると、すぐにガンガン動いてしまう。。 若い時は、時々だった微熱も、ここ何年かはずっと微熱が続くようになり、風邪も引きやすくなってきていました。

風邪を引き、熱が出てもお仕事を休まず、少し良くなったらまた使い続け、考えると何年も休みなく使い続けた体は、疲労し、芯から硬くなっており、整体に通っていても、少し良くなれば体力が戻る前に体を使っての繰り返しで、、、結局は表面の疲れをとるだけの、堂々巡りとなっていました。

今年は春から熱以外のいろんな症状が出ていたのですが、、このような状態になり、やっと気がついたのです。

高熱が出たお陰で、体が浄化され、久しぶりに微熱のないすっきりとした体を味わっています。

そして取りつかれたようにいつも「しなければ」という意識が、常に働き続けていたのですが、熱が出て何もしない事、出来ない事の、「生産性」というサークルから離れた意識が、人工的ではありますが初めて「穏やかな心」を感じる事が出来たのです。

人生は必要な時に必要な事が起こるというのは本当ですね。

病気の時には、普段自然と自分を守っているバリアというのでしょうか、維持、回復するために体のエネルギーが使われ、人工的な音、タバコの煙、全ての事柄がダイレクトに体に響いてきます。

改めてあ~私達はこんなにもストレスにさらされているのねと、思いました。

まずはコキ使っていた体に(笑) お詫びしつつ、当分頭で考える事を止めて、体の声に忠実に生きていきます。

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