Selma

今踊っている振りが、映画SelmaのGlory。この曲はゴールデングローブ賞や放送映画批評家協会賞などで最優秀オリジナル・ソング賞に輝くなど高く評価され、第87回アカデミー賞でも見事、最優秀オリジナル・ソング賞を授賞した力強い曲。

そのエナジーに引っ張られ今、ほぼ１曲完成に近づきつつあるのですが、、

先日イラストレーターのサトウユカちゃんが、

「先生っ私、今度selma見に行きます」と短く率直に堂々宣言(笑)、私も見た方がいいとはわかってはいたものの、、忙しさや、内容の濃さを言い訳にぐずっていたのですが、「作っている私が見ない訳にはいかない」

と、ユカちゃんの純粋なエナジーに、これまた引っ張られ、最終日の前日に、ギリギリ見に言ってきました。

映画が始まるやいなや、おいおい泣く私。「ユカちゃん、ごめん。うるさいよね。」と心の中で唸りつつ、、

ユカちゃんは微動だにせず、スクリーンに釘づけ。

終わった後エレベーターの中で、ユカちゃんに「ほんとにいい映画だったね。もっと早く見て、皆に進めるべきだった」って言ってると、一緒に乗っていた方々も私の方を見て、「本当にいい映画だったわね。」と、言いながら下りて行かれました。

映画館の外は綺麗な夕日が。。

映画の中で(キング牧師は演説の時）前もって練習したりメモを見たりしない。まるで神がキング牧師の口を借りて言わせているようだ。というセリフがありますが、本当に神がつかわしたのだろうと思いました。享年３９歳。

以下はユカちゃんの感想です。

先生～昨日はありがとうございました！楽しかったー

映画後の夕焼け綺麗でしたねえ！ 今日はまた打って変わってダイナミックな空！

映画と先生でお腹いっぱい胸いっぱいでありました。 女のギャップに惚れる男の気持ち、わかる気がしました笑！

ああいう時代にいた場合、自分が黒人でも白人でも、痛いの嫌だけどちゃんと行進に混ざれる人間でありますように、と思います。

ユカちゃんの真っ直ぐな行動力に、引きずられて感謝の一日でした。