「マイコ ふたたびの白鳥」
昨夜と今日、続けてmailを頂きました。
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Subject: 映画のご紹介 紀子先生 こんばんは○○です。 いつもありがとうございます。 突然ですが、昨日ワタクシ、こんな一本を観てきました。 「マイコ ふたたびの白鳥」 西野麻衣子さんというバレエダンサーの話でもしかしたらご存知かもしれませんが、映画というか70分のドキュメンタリーです。 大阪出身で15歳で単身英国にバレエ留学して今はノルウェーの国立バレエ団のプリマになった人で、家族の支えといい、活躍の絶頂期に出産の機会が重なり、辛いトレーニングを経て再び舞台に復活するまでのドラマでついついホロリきてしまったのですが、なかなか素敵な一本でした。 あまっちょろい私にはとても真似のできない人生ですが、若いころから踊りという世界で生きてゆくと決めた軸がブレることなく、敢えて厳しい道を自ら選んで走り続けている麻衣子さんと先生が重なって、余計なお節介ですがお薦めしてみたくなりました。 多分今月中で終わってしまうと思いますが、チェキってみてもし興味が沸きそうだったら是非観に行ってみてください。 ではまた~。
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紀子先生 お疲れ様です。 今日も無事にヨガクラスは終わりましたか? そうなんですね、マイコさんのクローズアップをやってたんですね~。そちらは知らなかったので、TV見れなくて残念。 バレエというとどこが有名なんですかね?フランス?ローザンヌって耳にするのですがあれはどこでしょう?…そんな具合でバレエを知る人達からは怒られるかもしれませんが、それくらい無知な私なのでノルウェーのバレエ団の知名度もよくわかっていないのですが、私はノルウェーという国のファンなので最初はそんな不純な動機からこの映画にたどり着きました。 何故ノルウェーファンになったのかという最初の動機も不純でしたがいろいろあの国を知るうちに、とても懐の広い、精神的にも大人な国民性だなぁと感心することが多々あって、そんな国を選んだマイコさんの目も素晴らしいし、逆にキャリアで葛藤する彼女を厳しくも、温かく見守るノルウェーの人達もまた素晴らしいとダブルで感激していました。 やはり先生と重なると感じていた方は他にもいらしたんですね本当にその通りだと思いました。 先生を拝見していても思うのですが、私達が舞台やレッスンで見る姿が「ハレ」だとしたら、人知れずストイックに辛い練習や鍛練や寂しさに耐えたり努力し続けている時が「ケ」で、しかもケの時間の方が人生の大半だとしたら、それでも続けるタフさとモチベーションってどこから生まれるのですか? そういうケの努力が沢山あるのを忘れて、つい私達はハレの姿だけに目が行ってすてきだなぁ、格好いいなぁって憧れてしまうし、若い頃からぶれない志をそのまま貫いているって、志がなかなか持てない私達は時に羨ましいなとさえ思ってしまうんですよね。 先生もマイコさんも私達から見たら輝いている女性(ひと)であることに間違いないので、だからこそ多分、この映画と先生が自然と重なって見えたのだと思います。 長々と失礼しました~。
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才能や努力、マイコさんの足元にも及ばないのは言わずもがなですが、
温かい目で見てもらえて、私は幸せだな~と思います。